読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

つぐ太のブログ

Your sugar. Yes, please.

ニュース作成② 余白を設定する(Illustratorと友だちになろう)

余白を設定する

前回は新規書類に名前をつけて、用紙の大きさを決めて、用紙が縦向きか横向きかということを決めました。

 

いよいよニュースを作成するわけですが、その前に用紙の中にさらにニュースを書く領域を設定します。

 

Wordなどでも設定できる[余白]のことです。

ここでは15ミリの幅の余白を設定します。下の画像のように余白をつくっていきます。

f:id:anrisiei:20151220123636j:plain

 

前回の最後に少し書きましたが、この余白の設定もいくつかの方法で行うことができます。もっと正確に行う方法もありますが、ここでは私が一番簡単だと思っている方法を紹介します。illustratorの定規を使う方法もありますが、またいつか紹介します。

 

私が、イラストレーターを使い始めは、余白が必要だということは分かっても、きちんと領域を設定するという発想がなく、割と適当に中身を配置してしまっていました。なんだか右寄りだなあ?とか、下の方の余白がずいぶん大きいなあ?という感じで、バランスの悪いものをつくっていました。面倒な設定が嫌だったこともあります。それでなんとなく自分で考えた方法です。

 

長方形ツールを活用する

f:id:anrisiei:20151217213250j:plain

長方形ツールを活用して余白をつくっていきます。

用紙の長方形と同じ長方形をつくって余白の15ミリ分だけ小さい長方形をつくります。

※ここでは、ウインドウズでの作業を前提とします。macも併記するとごちゃごちゃしそうなので。

f:id:anrisiei:20151217213518j:plain

上の画像がB4縦の用紙です。この中に15ミリ分小さい長方形をつくります。

まずは、この用紙のサイズと同じ長方形を上に重ねてつくります。

f:id:anrisiei:20151217214514j:plain

①長方形ツールを選択して用紙の左上の角を左クリックします。ピンク色の文字でカーソルと角が重なった部分に「交差」という文字がでます。この文字が出ればおおむねきちんと角に重なっていると考えていいと思います。

そしてそのままホールドします。

※クリックした指を離さず、そのまま押し続けることをホールドと言います。

②ホールドしたまま、つまり左クリックで押したまま、マウスを右下に移動していきます。

f:id:anrisiei:20151220103211j:plain

ホールドしたままマウスを移動することをドラッグといいます。

上の画像は右斜め下にドラッグしている途中です。

ドラッグするほど長方形が拡大していきます。

f:id:anrisiei:20151220104349j:plain

 マウスをドラッグして、右斜め下までひっぱり、右下角に「交差」という文字が出るところでクリックした指を離します。

これで用紙と同じサイズの縦型の長方形ができました。

※分かりやすくするために長方形には緑の色を設定しましたが、色はもちろん何でもいいですし、透明でもよいです。

さて、ここでの焦点はこの長方形をどうすると余白が設定できるのかということです。

 

ガイドを作成しよう

ガイドというものは何かというと、記事や写真などの中身を並べるときに目安とするための線のことです。これはパソコン上では表示されて見ることができますけど、印刷はされません。このガイドを設定することによって余白の部分と区別してガイド内にニュースの中身を書いていけばよいということになります。

 

そのガイドを作成するために長方形をつくりました。

ガイドは、選や図形の形をそのまま利用できます。つくった長方形や線や丸をそのまま印刷されない目安のガイドにすることができます。

 

まず、作成した長方形よりも15ミリ分小さい長方形を作成します。

下の画像のようになります。分かりやすいように色をピンクにしました。

f:id:anrisiei:20151220110917j:plain

ピンクの部分が記事を書く中身の部分。緑の部分が余白というわけです。

では、実際にはどういう作業になるかということをやっていきます。

 

長方形を選択する

f:id:anrisiei:20151220111257j:plain

まず、作成した緑の長方形を選択します。

作業をするときに何に対しての作業をするのかということを指定しなければなりません。長方形についての作業をしますよということをillustratorにお知らせするわけです。

よく人に何かを頼むときに主語が抜け落ちる人がいますよね、「あれ、やっといて」と言われても「あれ」って何?ってなるわけです。illustratorも人と同じです。

それにはまず上の画像のように画面左上のほうにある黒い矢印の「選択ツール」をクリックします。

f:id:anrisiei:20151220112013j:plain

そして、長方形の上(長方形の上ならどこでもいいです)にカーソルを移動して左クリックします。そうすると上の画像の様に長方形が小さな8カ所の四角と、青い線で囲まれます。この画像で分かりにくいかもしれませんが、ぜひご自分のパソコンでやってみて確認してください。これで、イラストレーターのほうが、「お、長方形について何かやってほしいのかい?」という状態になります。

※回りくどく書いていますが、パソコン自体に慣れていない人も対象にしようと思っているので最初の方は「なんでこんなことまでいちいち」ということも書いていきます。一度書いたことは書かないのでだんだんシンプルな解説になっていくのではないかと思います。私が回りくどい性格だということもあるんですけどね・・・

 

「パスのオフセット」で縦横比の同じ小さい長方形をつくる

f:id:anrisiei:20151220114405j:plain

図形を利用して同じ形、同じ縦横比の図形をつくるには[パスのオフセット]というコマンドを使用します。

画面上の[オブジェクト]をクリック。開いたメニューの真中程にある[パス]にカーソルを合わせるとさらにメニューが開く。開いたメニューから[パスのオフセット]にカーソルを合わせてクリック。

これでパスのオフセットについて設定するためのダイアログ(操作画面)が開きます。

 

f:id:anrisiei:20151220115533j:plain

[パスのオフセット]のダイアログが上の画像のように開きました。

オフセットと書いてあるところに-15と入力します。もとの長方形よりも内側に15ミリ小さい長方形ができるということです。入力したらOKをクリックします。

f:id:anrisiei:20151220115842j:plain

内側にもとの長方形よりも小さな長方形ができましたが、同じ緑色でつくられるのでよくわかりませんね。新しくつくった小さい長方形のほうが選択された状態でつくられるので、四角のポイントと青い線で囲まれた長方形ができているのが分かります(分かりにくいですけど)。実際の作業では必要ありませんが、分かりやすくするために小さい長方形のほうにピンクの色をつけましょう。

f:id:anrisiei:20151220120252j:plain

画面左上の方から色の指定ができます。AIと書かれた下に「長方形」と書いてあるのが分かるでしょうか、小さい長方形の方を選択している状態なので、長方形に対して色の指定ができますよということを表しています。色のアイコンは左側が図形の内側の色で、右側のアイコンが線の色です。今回は線は透明(斜線の入った色の図形)を選択、内側の色はピンクにします。

これで、用紙の上に2つの長方形ができました。後からつくったものは前につくったものの上につくられます。緑の長方形の上にピンクの長方形が重なった状態になっています。

緑の長方形はピンクの長方形をつくるために設置したものなので、もういりません。緑の長方形を選択してDeleteキーで削除しましょう。

f:id:anrisiei:20151220121032j:plain

緑の長方形を削除したら用紙部分(アートボード)が見えました。

これでやっと目的である余白部分を設定するためのガイドを設定する準備ができました。

 

図形をガイドに変える

f:id:anrisiei:20151220121632j:plain

ピンクの画像を選択してから、右クリックします。するとメニューが現れます。[ガイドを作成]をクリックしてください。

f:id:anrisiei:20151220121858j:plain

[ガイドを作成]をクリックすると図形がガイドに変わりました。

水色の線の長方形がガイドです。このガイドはロックされていて、これを選択することはできません(解除すれば選択して動かしたり削除したりすることはできます)。

この線は、目安として使用されるもので印刷はされません。このガイドの内側に記事や写真を配置することによって、ガイドの外の部分が余白ということになります。

 

簡単に説明したいのですが、簡単すぎると伝わらないのではないかと思ってしまい、本当に回りくどい説明になったような気もします。

 

でも、そもそもから理解をすると応用力が高くなるので、やはり少し回り道でも基礎的なことは理解しておくべきかなとは思います。

 

といっても、私もほとんど基礎を理解せずに場当たり的に覚えてきましたけど。

 

とりあえず、これでニュース作成そのものに入っていけます。

 

けっこう、長い記事になってしまいましたね。簡単にするということはとても難しいと改めて実感。

 

では、また次回。