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つぐ太のブログ

Your sugar. Yes, please.

飛行差し止め請求をすること自体は可能と判断したが 厚木騒音訴訟

飛行差し止めの二審判決を破棄

 米軍と海上自衛隊が共同しようする厚木基地。神奈川県にある。一度行ったことあるけど、P3Cがタッチアンドゴーの訓練やってて、米軍機が2機、自衛隊機が2機の計4機でぐるぐると基地の周りを飛んでいたのを見て、「これ普天間基地以上だな」とびっくりしたのを覚えてる。

 

 その厚木基地の騒音に耐えられないと住民訴訟が続いているわけだけど、第4時厚木基地騒音訴訟は二審では午後10時〜翌午前6時の飛行差し止めを命じたんだよね。画期的だと喜んだのもつかの間。上告審の最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は、「自衛隊機の運行には高度の公共性と公益性がある」として、二審判決を破棄し、住民側の逆転敗訴を言い渡している。

 えー、なんだかなあ。である。

 被害賠償は過去分の約82億円の支払いを国に命じている。でも、二審では将来分も支払いを命じたんだけど最高裁では認めなかった。裁判官5人全員一致の結論である。だれか一人ぐらい違った結論だしてみようよ。

 

最高裁の判断

最高裁の判断は以下のようになってるらしい。

  • 飛行差し止め請求をすること自体は可能と判断
  • 認めるかどうかは①被害の性質や程度②自衛隊機運行の公共性や公益性③被害の軽減措置─を総合考慮すべき

ということを指摘した上で

「運行には高度の公共性、公益性が認められる。夜間・早朝の飛行自主規制や、住宅防音工事などに1兆円を越す助成が講じられており、防衛相には裁量の逸脱や乱用はない」 と結論ずけた。将来の賠償については「被害が明確に認定できず、求める権利がない」と判断。(2016年12月9日 琉球新報

うーん、飛行を公益性の名のもとに認めておいて、これからも飛ぶことを認め、過去の被害を認めてるのに将来は分からないってどういうこと?同じことがこれからも続くってことでしょ?

 

米軍機は審理なし

 住民は騒音の大きな要因である米軍機の飛行差し止めも求めたが、最高裁は一、二審に続き実質審理をしないまま退けたそうな。

 

 統治行為論ってやつですかね。日米安保アンタッチャブルというね。

 

 残念です。

 

第5次訴訟へ

 住民側は判決後に、17年にも第5次訴訟を起こす方針を明らかにしたといいます。基地騒音訴訟は現在、横田(東京)、小松(石川)、岩国(山口)、嘉手納、普天間でも係争中です。私も宜野湾市に住んでいるときは関わってました。

 

 差し止めこそが求める一番のこと。